水害(その33)

今回の水害は『想定外』のことでしたので
私の考えではありますが、誰にも責任はありません。
「天災」であると考えています。

しかしながら、
日本には山から海への河川があり、水の恩恵を受けるために、その河川沿いに住宅が建て並んでいます。
水害は日本中(世界中とも言えますが)、至る所でが起こってしまっているはずです。
その度に河川工事が行われ、先人のおかげで治水工事が行われ、私たちは安心して生活ができるわけです。

今回の水害の後すぐに静岡県で台風15号による水害がありました。
被害は2500棟近くで死者2名、行方不明者も出ています。
このように年に何回かどこかで水害が発生しているそうです。

<静岡県の水害の様子   2022年9月25日>
そこで
頼りにしたいし、頼りになるのは役所などです。
私の考えですが、小松市役所もこのような甚大な水害は初めてのことだったのではないかと思います。
『水害(その32)』でも明記しましたが、、、
苦しい思いをされた先人による「水害にあったときに」という冊子は
各家庭の家主に早急に配布されるべきです。
水害が発生すると家主はテンヤワンヤで「何をどうしてよいか?」分からないのです。
どのように復旧すればよいか?どのように進めれば良いか?この先はどうなるのか?
不安と心配とで頭がいっぱいになるのです。
その冊子には、ある程度かもしれませんが、それを緩和してくれる内容が網羅されています。

小松市役所や社会福祉協議会がこの復旧作業などに大変よく動いてくれましたが、
前述の通り、役所も社協も初めてのことであったと思います。
であれば、石川県社会福祉協議会がありますし、その上の全国社会福祉協議会(全社協)があります。
全社協であれば、日本全国で起こった水害へのノウハウがあるはずです。
このような激甚災害にもなった今回の水害の場合は全社協が大きく早く動くべきです。
もちろん、全社協の方もいらっしゃって復旧への活動をしてくれていましたが、
私は「スピード感が少々遅かった」ように感じています。
その理由は前述の通り、「水害にあったときに」という冊子が私の元には届いていなかったこと。
その他に3点あります。【つづく】

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