ごんたかきもち

オリジナル商品ではないはずなんですが・・・

当社にしかないかきもち。それが「ごんたかきもち」です。

前文の意味不明な文面の説明をするために
「むか~し、 むかしのおはなし」を致します。

『むか~し、むかし、あるとことに米農家がおりました。

「今年も豊作や~」とおこめを荷車に積んで売りに行きました』とさ。


このように上品質米は売ってお金にするものであったわけです。
米農家が食べていたのは、「品質の劣る米」や「古米(去年のあまり米)」がほぼほぼだったそうです。
実際、私の子どもの頃でも(1980年代)、美味しい新米を食べられるのは
収穫の終わった年一回で、その後は古米を食べていました(新米のあとの古米は美味くない?)。

とにかく、米農家だからこそ、上質米は食べていなかったのです。
ましてや、高級品であった「もち米」は、売ってしまって少量しか保持していなかったそうです。
そして、その少量の「もち米」を正月にもちつきして「餅」にするのですが、、、
ココで登場するのが、「ごんた餅」です。

ごんた餅とは、もち米と”あわ”や”ひえ”、”古米”、”くず米”などを混ぜ合わせて搗き上げ、
できあがる餅の量を多くしたものをいいます。
できあがりの餅は、もち米だけではないので、つるつるではなく、
ぶつぶつ、粒つぶが残った餅になります。
おそらく、日本全国でこのような餅を作っていたはずです(私の勝手な憶測かもしれません)。
この「ごんた餅」を漢字に変換すると「混多餅」です。

「何かを混ぜ合わせて、量を多くかさましした餅」なわけです。


ところが、ごころが、、
この貧乏感まんさいの「ごんは餅」が、うまい!!!
香ばしく、歯ごたえがあり、人気があったそうで、
裕福な家でも、ごんた餅をつくって食べたそうです。
だからこそ、今現在にまで受け継がれているわけですね。
実際当社でも近所の方に「ごんた餅つくってみんかいね~」と言われて作り始めました。
ご年配には「なつかしい味」であり、若い方には「新食感」となります。

当社のかきもちでは、4つの味わいをご用意しております。
もち米+コシヒカリ+黒豆、+大豆の「ごんたかきもち まめ」
もち米+コシヒカリ+青のりの「ごんたかきもち のり」
もち米+コシヒカリ+干しエビの「ごんたかきもち えび」
もち米+コシヒカリ+黒ゴマの「ごんたかきもち ごま」
   
一番売れているのは「ごんたかきもち まめ」ですが、私の個人的オススメは「ごんたかきもち のり」です。
『香ばしさと青のりの風味が楽しい』かきもちです。
さてさて、皆さんはどれがお好き?

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