2023/01/28
2022年8月4日に起こってしまった水害は想定外のことです。
48歳の私は勿論、72歳の父においてもこの規模の水害は初めてのことでした。
正確には昭和34年8月14日に梯川増水により水害があったそうです。
父は10歳であり、その時の記憶より被害が大きいそうです。
とにかく、私にとって初めてのことであり、野村家にとっても初めてと言えることです。
前述もしましたが、水害に対してどのように対処していいか分からない私と
ボランティアに来ていただいた方々も、勿論、対処方法なんて知っておられる人はいないわけで…
知らない人と分からない人が、復旧に向けて動いているのです。
野村家は築100年以上の和室住宅であります。
まず、泥にまみれた畳を上げて
・・・すべて廃棄しました。
畳を上げると下には”四分板(しぶいた=床板)”が惹かれています。
すべて剥がして
・・・すべてを廃棄しました。
その四分板を取ると四分板が惹けるように木材の”根太(ねた)”があります。
すべて取り外して
・・・・すべてを廃棄しました。
その根太を支える太めの木材の””大引き(おおびき)があります。
すべてチェンソーで切り取って
・・・すべてを廃棄しました。
築100年の住宅の1階は土台だけになりました。
これは間違いです。あとで復旧作業して頂いた大工さんに怒られました。
「これじゃ…台風や大雪に耐えられない!!!」と。
まぁ実際に”大引き”まで取り去ってしまった家は野村家だけでしょうけど。。。
「知らない」ということは恐ろしいことです。
8月5日から、そんな撤去作業を行って2週間ほどあとに
私の目に飛び込んできたのが公民館に山積みされている
「水害にあったときに」という冊子でした。
では、どのようにするのが適切だったのでしょうか?
この冊子を基に簡潔に解説したいと思います。【つづく】
48歳の私は勿論、72歳の父においてもこの規模の水害は初めてのことでした。
正確には昭和34年8月14日に梯川増水により水害があったそうです。
父は10歳であり、その時の記憶より被害が大きいそうです。
とにかく、私にとって初めてのことであり、野村家にとっても初めてと言えることです。
前述もしましたが、水害に対してどのように対処していいか分からない私と
ボランティアに来ていただいた方々も、勿論、対処方法なんて知っておられる人はいないわけで…
知らない人と分からない人が、復旧に向けて動いているのです。
野村家は築100年以上の和室住宅であります。
まず、泥にまみれた畳を上げて
・・・すべて廃棄しました。
畳を上げると下には”四分板(しぶいた=床板)”が惹かれています。
すべて剥がして
・・・すべてを廃棄しました。
その四分板を取ると四分板が惹けるように木材の”根太(ねた)”があります。
すべて取り外して
・・・・すべてを廃棄しました。
その根太を支える太めの木材の””大引き(おおびき)があります。
すべてチェンソーで切り取って
・・・すべてを廃棄しました。
築100年の住宅の1階は土台だけになりました。
これは間違いです。あとで復旧作業して頂いた大工さんに怒られました。
「これじゃ…台風や大雪に耐えられない!!!」と。
まぁ実際に”大引き”まで取り去ってしまった家は野村家だけでしょうけど。。。
「知らない」ということは恐ろしいことです。
8月5日から、そんな撤去作業を行って2週間ほどあとに
私の目に飛び込んできたのが公民館に山積みされている
「水害にあったときに」という冊子でした。
では、どのようにするのが適切だったのでしょうか?
この冊子を基に簡潔に解説したいと思います。【つづく】
有限会社のむら農産の代表 野村 佳史(ノムラ ヨシフミ)です。
白山連峰の山あいで代々続く米農家の二十代目として、のむら農産の代表をさせていただいております。
米づくりは農薬化学肥料を限界まで抑えた県認証の特別栽培米を生産し、また合成添加物を使わない昔ながらの製法で、餅やかきもちに加工して販売しております。
農家の本質である『食べる人の笑顔』を想い、米づくりや餅づくりにあたり、あったかい食卓のような、和みの空間を皆様にお届けすることが私の使命と思っております。
のむら農産
https://www.nomura-nousan.co.jp/
のむら農産は、石川県小松市中海町にてお米の栽培から、加工、販売までを行っております。
農業に一番重要な土の力を育むために堆肥にこだわり、また、山間部である中海町という昼夜の寒暖差が激しい土地で育まれるお米は、甘みと香りが強く、ふっくらとした味わいになります。
直売店『きのこの里』や、通販サイトにて、お米はもちろん、それらを加工した「かきもち」や「餅」も販売しております。
どうぞよろしくお願いします。